皮膚には、私たちの体を紫外線や化学物質、 細菌などの外界の環境から守る「バリア機能」の役割があります。
アトピー性皮膚炎は、この皮膚の「バリア機能」が低下しています。 そのため、ハウスダスト(ダニ、カビ、ほこりなど)や化学物質(化粧品、金属、消毒薬)などのアレルギーを起こしやすいアレルゲンなどが侵入して「皮膚の炎症」を起こします。
また、「かゆみ」を感じる神経(知覚神経)が皮膚の表面のほうへ伸びてくるため、「かゆみ」を感じやすくなります。